【PR】

【釣りの知識】釣り竿の「硬さ」ってなに?初心者向けにやさしく解説🎣

rod-hardness-beginner 竿・ロッドの知識帳

こんにちは、きつねです🦊
釣りを始めようと思って釣具屋さんに行くと、ズラッと並ぶ竿に「UL」「ML」「M」などの記号が並んでいて、戸惑ったことはありませんか?

この記事では、初心者の方に向けて釣り竿の「硬さ(パワー)」の意味、読み方、選び方をわかりやすく解説していきます。

さらに、釣りジャンルごとに向いている硬さ、メーカーごとの違い、万能に使えるおすすめの硬さについても詳しくご紹介します。

🎯 硬さってなに?なぜ違いがあるの?

「竿の硬さ」とは、竿に力を加えたときにどれくらいしなるか=曲がるかという特性を表すものです。

この「硬さ」は、単に使いやすさだけでなく、魚とのやり取りや仕掛けの操作性に直結する非常に重要な要素です。

竿の硬さが違う理由は主に以下の3つです:

  1. 狙う魚のサイズや引きの強さが違う
  2. 使用する仕掛けやルアーの重さが異なる
  3. 繊細なアタリを取るか、パワーで掛けるかの釣りスタイルが違う

たとえば、アジやメバルのような小物相手なら、しなやかでアタリを弾かない柔らかい竿が有利。
一方、雷魚や青物など強烈な引きを見せる魚相手には、しっかりと力を伝えられる硬い竿が必要になります。

🔍 硬さの表記と読み方

釣り竿の硬さは、アルファベットで以下のように表されます。読み方の例も一緒にご紹介します。

  • UL(Ultra Light):ウルトラライト…非常に柔らかい
  • L(Light):ライト…柔らかめ
  • ML(Medium Light):ミディアムライト…やや柔らかい
  • M(Medium):ミディアム…中間
  • MH(Medium Heavy):ミディアムヘビー…やや硬い
  • H(Heavy):ヘビー…硬い
  • XH(Extra Heavy):エクストラヘビー…非常に硬い

また、製品ラベルに「M 10-30g」とあれば、竿の硬さがM(ミディアム)で、使用するルアーの重さは10〜30gが適正という意味になります。

ただし要注意!
この硬さ表記はあくまでメーカーの基準によるもので、同じ「M」でも硬さが違うことがあります。たとえば、A社の「M」はしなやかでも、B社の「M」はガッチリしている、というケースも。

ネットで購入する際は、レビューや実際の使用動画などを確認することをおすすめします。

📌 硬さごとのおすすめ釣りジャンル

以下は、各硬さに合った釣りのスタイルや対象魚の目安です:

硬さ向いている釣り対象魚例
ULアジング、メバリング、エリアトラウトアジ、メバル、ハゼ
Lエリアトラウト、ライトゲーム全般、チニングニジマス、メバル、メッキ、チヌ、ブラックバス
MLバス釣り、チニング、堤防の五目釣りブラックバス、チヌ、小型シーバス
M万能竿として、幅広い釣りに対応クロダイ、シーバス、小型青物
MHパワー系ルアー釣り、堤防の大物釣りロックフィッシュ、タチウオ
H〜XH怪魚・青物・雷魚などの大物狙いナマズ、青物、ライギョ、マグロ

👶 初心者はどの硬さを選べばいい?

初めての1本を選ぶなら、ML(ミディアムライト)〜M(ミディアム)がおすすめです!

なぜならこのあたりの硬さは、

  • 軽めのルアーやウキ釣りにも対応しやすい
  • アタリが感じやすく、初心者でも扱いやすい
  • ある程度の大物にも対応可能

逆に、UL(ウルトラライト)のように柔らかすぎる竿は、扱いが繊細になりすぎて初心者には難しいこともあります。やわらかすぎてべろんべろんな竿もあります。反対にMH以上の硬さはアタリをはじいてしまったり、竿が重すぎて疲れやすくなる可能性も。

きつねは柔らかめが好きなので、L(ライト)の硬さの短目な竿をよく使います!

🧭 メーカーごとの違いも知っておこう

たとえば、ダイワ、シマノ、アブガルシア、メジャークラフトなど、それぞれ竿の「しなり感」や「張りの出方」に違いがあります。

一見「ML」と書かれていても、実際に使ってみると「え、これMじゃないの?」と感じることもよくあります。

同じシリーズの別番手を比較するのも良いですが、店頭での実際の曲がり具合を確認できればベストです。

🎯 万能ロッド=どんな硬さ?

いわゆる「バーサタイル(万能)ロッド」と呼ばれる竿は、幅広い釣りに対応できる中間の硬さを持つものです。

ただし、万能竿といっても完全に全てのジャンルをカバーするのは難しいため、釣りスタイル別に考えるのが現実的です。1本だけしか持っていけない状況ならば↓

  • ライトゲームよりで中型も狙いたいなら: L (ものによっては1g程度のルアーもあつかえる)
  • ルアーもエサ釣りもどっちもしたいなら: ML(軽すぎる仕掛けには不向き)

完全に好みの問題にはなってしまいますが、きつねのスタイルではL(ライト)がバーサタイルロッドですね。

一般的にはエサ釣り・ルアー釣り両方で使いやすく、堤防釣りでも川釣りでも活躍できるので、最もバランスのとれた硬さは、ML(ミディアムライト)だと思います。

きつね🦊もどうにか1本だけで全てをすませたいと、ずっと考え続けてますが。

結局「ML1本、UL1本」の組合せか。L(ライト)1本で気楽に遊ぶというスタイルに落ち着きました。
家族と出かける時など、L(ライト)1本だと準備も簡単ですし、荷物も少なくて良いです。

きつねはいつも持ち歩いているロッドはダイワの「リバティクラブ ルアー 5105TLFS」です。
軽くて、コスパも良く色々な釣りに使えますよ!

どうしても1g以下の軽いルアーを投げたい方は、専用のものとMLロッドの2本用意すれば、大体の釣りに使いまわせるとおもいます。1本で全部を網羅!!は難しいですね〜。

📌まとめ:硬さを知れば釣りはもっと楽しくなる!

釣り竿の硬さは、釣果だけでなく釣りの楽しさにも大きく関わります。

最初は「どれを選んだらいいかわからない…」と思うかもしれませんが、

  • 「どんな魚を釣りたいか」
  • 「どこで釣るのか」
  • 「どんな仕掛け・ルアーを使うか」

この3つを意識すれば、きっと自分にぴったりの竿が見つかりますよ😊

次回は「釣り竿の長さ」について、選び方のポイントや使い分けを解説していきます。お楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました