川や池でのんびり楽しめる「のべ竿(延べ竿)」を使った小物釣りは、釣り初心者にぴったりのスタイルです。この記事では、ウキ釣りを中心に、道具選びや事前準備のポイントをわかりやすく解説します。
🎣 のべ竿とは?
のべ竿とは、リールを使わないシンプルな竿のことです。主に淡水での小物釣りに使われ、仕掛けも簡単なため、初めての釣りに最適です。
メリット:
- 仕掛けがシンプルでトラブルが少ない
- 軽くて扱いやすい
- コストが安く、始めやすい
🧰 ウキ釣りに必要な基本道具
まずはじめに、釣具屋さんに行けば、全てが入った完全仕掛がGETできます!
最短ではじめるなら間違いなく仕掛セットから初めてください。
下記でご紹介するものを揃えるのは、なれてきたらで良いと思います。
お店によっては竿まで入った仕掛セットも売ってますよ🦊
のべ竿(延べ竿)

のべ竿は、細長い筒状の竿を段階的に伸ばして使うタイプ。先端にキャップがついていて飛び出ないようになっています。キャップを外すとリリアンという紐のようなものがでてきます。最初から結んであるものも売ってますが、大体は先端が結ばれていないので、仕掛けを接続するために、固結をしておいてください。難しく考えなくて大丈夫です。
- 長さの目安: 2.1〜3.6m(初心者には短めの竿が扱いやすい)
- 素材: グラスロッド(やや重め)やカーボンロッド(軽量) コスパの良いものはだいたいグラス製です。アマゾンなんかでもコスパが良いものがたくさん売ってます。
道糸(みちいと)

- ナイロンライン: 0.6〜1号が一般的(釣り用語で糸の太さを号で呼びます)
- 竿の長さより少し短めにカットして使用
- 竿に結ぶ際はチチワ結びという結び方で接続します、はじめの内は釣具屋さんで売っている、完成仕掛けを使えば楽ちんです!結び方もパッケージにかいてあるので、覚えなくても始められますよ!釣り場に行く前によ〜〜く読んでおいてください。
- きつね🦊は仕掛セットから移行したときに、銀鱗という糸を好んで使用してました。
今は小物釣りにはダイソーで売ってる糸をよく利用してます。正直のべ竿の小物釣りなら、メーカー品ではなくても良いと思います。コスパ大事。
ウキ(うき止めゴムも必要)

- 初心者には玉ウキが扱いやすです。
- 水深や魚の大きさに応じてウキのおおきさ(浮力)を使い分け! 棒ウキというウキもありますが、はじめのうちは玉ウキで問題ないです!
- ハゼとかの小物なら大体5号6号、中とか小とかですかね。
- たなごやクチボソなら3号でいいと思います。
ハリス止め(サルカン・スイベル)

- ハリスと道糸をつなぐ金属の小さな部品
- ラインのヨレを防ぎ、交換も簡単に
- ハリスの交換時にサルカンなどと違い、糸を結びなおさなくても通して引っ掛けるだけOK
- 道糸と接続する時は結ばなくてはいけませんが、完全仕掛は最初から結んであります。
ガン玉・ワリビシ(おもり)

- ウキの浮力に合わせてサイズを選び、バランスを取ります
- ワリビシつける場所は奥が深いですが、迷ったらハリス止の上あたりにつけると扱いやすいです。
ハリスと針

ハリスとは簡単に説明すると、道糸より細い糸です。
道糸より細い糸を使うことで、ハリスだけ切れるようなイメージですかね?
また、細い糸を使うことで繊細なあたりがわかるようになります。
はじめのうちは結ぶのが難しいので市販の針とハリスが結ばれているものを購入しましょう!
きつねは今でも面倒くさがってセット品を購入してます!時短です、システム化です!!
きつね🦊はハリスのながさは短目が好みです。長くとる人もいますので、最初は完成仕掛けの長さでためしてみましょう!!釣具屋さんが考えぬいた長さで作られていますので。
- ハリス: 0.3〜0.6号のナイロンライン
- 針: 小物釣り用の袖針(3〜6号)がおすすめ
💡 ワンポイント! 釣具屋さんには、道糸からウキ・ハリス・針・ガン玉までセットになった「完成仕掛け」が売られているので、初めての方はそれを使うのがおすすめです。
エサ
- 練りエサ(市販の粉末タイプを水で練る)
- 虫が苦手な人はこれ一択!!
- 私は最初のころは《ワゲット》という練りエサをよく使用していました。
- チューブタイプもあります、手が汚れなくて快適です。
- 赤虫やサシ(ハエの幼虫)、ミミズなどの生エサも人気
🧵 仕掛けの全体像

- 「道糸 → ウキ → ワリビシ → ハリス止め → ハリス → 針」
✅ 準備のチェックリスト
- のべ竿
- 道糸
- ウキとウキ止めゴム
- おもり(ガン・ワリビシ)
- ハリス付き針(予備があると安心)
- ハリス止め(サルカン・スイベル)
- エサ
- タオル・手洗い用の水くみバケツなど
- ハサミ(糸を切るため)
- ピンセット(虫が苦手な人や針を外すときに便利)今だと百円ショップで釣具用のプライヤーが売ってます!
- タックルケース(バケツでも代用OK)
- 帽子や目を守るためのメガネなど
- 水分(夏場は特に)
🌿 釣り場に行く前のひと工夫
- 家で仕掛けを作っておくと現地でスムーズです(はじめは完成仕掛けを持って行くだけでOK!)
- 練りエサはあらかじめ数パターン作っておくと反応を試せます(なかなか釣れないこともあるので虫エサもおすすめ)
- 釣り場の水深や流れを事前に調べておくと、ウキ選びがしやすくなります
- 最初はよくわからなくても、とりあえず現地に行ってみましょう!
次回は【実釣編】として、実際に釣り場での竿の使い方やアタリの見極め方、魚の取り込みまでを解説していきます!
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